細やかな紋様やモチーフを、ほぼ赤一色で描き切る「赤絵細描」。一口に「赤」といっても、その色味にも作家の個性が現れます。赤絵細描を代表する福島武山工房の「赤」は、希少な天然のベンガラを使用して調合した、どこか優しい赤。線の細さやタッチでも色味が変わるので、組み合わせ次第で無限の「赤」が生まれます。