産地の総合芸術祭KUTANism

産地の総合芸術祭
KUTANism

第1回のKUTANismは、「産地の総合芸術祭」と題して展覧会や食のイベント、シンポジウムなどを開催。様々な角度から九谷焼を発信するKUTANismの基礎となる年になりました。

目次

    2つの展覧会で知る「九谷の現在(いま)」

    「九谷の現在(いま)」と題して、「カラフル・オーナメント・オブジェ・クタニ」と「名工選『NEXT 九谷』」2つの展覧会を開催。九谷焼作家64名の作品を通して“表現する九谷”と“継承する九谷”を提示しました。

    ―「カラフル・オーナメント・オブジェ・クタニ」キュレーター:秋元雄史、会場:九谷セラミック・ラボラトリー、会期:2019年9月6日-10月14日、展示作家数:21名

    ―「名工選『NEXT 九谷』」キュレーター:中矢進一、会場:KAM能美市九谷焼美術館|浅蔵五十吉記念館|、会期:9月6日-10月14日、展示作家:43名

    九谷焼と食の、スペシャルコラボレーション

    器といえば、やはり食。国内外で腕を磨いた料理人と九谷焼作家によるコラボレーションランチとディナー「YxYxYArn」、那谷寺でのガストロノミー「那谷・天外の饗宴」、人気11店が大集合した屋台イベント「九谷よこちょ」の計3セッションを実施しました。

    ―「SESSION 食と器『九谷饗宴』」

    「SESSION.01 『YxYxYArn』」、会場:SHÓKUDŌYarn、開催日:2019年9月28日、協力:𠮷田幸央・米田裕二

    「SESSION.02 『那谷・天外の饗宴』」、会場:那谷寺、開催日:2019年9月29日、協力:中村卓夫・牟田陽日・ル・グリルドミニク・ブシェ・直江学美

    「SESSION.03 『九谷よこちょ』」、会場: KAM能美市九谷焼美術館|五彩館|前駐車場、開催日:2019年9月21日-9月22日、協力:EATLAB -coffee & craftdrinks-・ウミネコパーラー・金澤ブルワリー・KOKOPELLI COFFEE・中国料理とシェリー酒 西華房・三七味噌・おすしと和食 はた中・パンの朝顔・日本酒BAR SINSEN・Bistro ひらみぱん・FLAT KITCHEN

    九谷さんぽ

    浅蔵五十吉美術館スタートの「能美コース」と、CERABO KUTANIからの「小松コース」で九谷焼の産地を巡り歩くおさんぽツアー。養成講座を受けた学生ボランティアによるアテンドで、来場者は近隣の美術館や作家工房などを巡りました。

    ―「GUIDED TOUR 九谷さんぽ」、会場:KAM能美市九谷焼美術館|浅蔵五十吉記念館|・九谷セラミック・ラボラトリー、開催日:2019年9月7日-10月12日(毎週土曜日)、協力:学生ボランティア

    シンポジウム

    「九谷焼/KUTANI」を、地域ブランドとしていかに世界に発信するべきか。九谷焼作家や識者が登壇し、「九谷の現在ー継承の九谷ー」「アラウンド九谷ー九谷の文化ー」「九谷を世界へ」の3パートで今後を展望しました。

    ―「シンポジウム『KUTANIと加賀國1200年』」、会場:小松芸術劇場うらら、開催日:2019年9月15日、登壇:中矢進一・浅蔵一華・有生礼子・上出惠悟・田村星都・中田博士・牟田陽日・秋元雄史・生駒芳子・浦淳・米田裕二・和田愼司・井出敏朗・東浩一・𠮷田幸央

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    産地の総合芸術祭 KUTANism 2019

    会期:2019年9月6日(金)〜10月14日(祝・月)
    主催:クタニズム実行委員会
    共催:小松市、能美市
    協力:石川県九谷窯元工業協同組合、石川県陶磁器商工業協同組合、九谷上絵協同組合、九谷焼団地協同組合、公立小松大学、こまつKUTANI未来のカタチ、小松九谷工業共同組合
    総合監修:秋元雄史
    企画・制作:株式会社ノエチカ